2007年09月24日

最後の儀式

聴き覚えのある旋律、
呼び覚まされる記憶の香り、
モノトーンのうつむいた影が揺れる

長い石畳の階段から
足が浮いているみたい
その向こうには白い花に包まれ
静かに横たわった君が居る

何度も見てきた光景、
何度と繰り返しても
慣れることのない感覚、
麻痺した思考回路

うつろな眼差しで
ドラマか映画のロケの
ワンシーンみたいに
自分の意志ではない
何かが君に逢いたいと叫び
ぐらついた身体を引っ張る

君と最後の別れをするために、
これは現実なんだと自分に
わからせるために、

そして終らぬ悪夢の中をいつまでも
彷徨い続けないように

僕は君を抱きしめるために
最後に君との物語を終らせるために
君に、愛する君に逢いに行くんだ…
posted by Excentric*Kanon at 00:00| 大阪 ☀| | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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